東南アジア巡り旅 -カンボジア編-

いよいよ最終目的地カンボジアです。


前回のマレーシア旅や

それ以前に赴いたシンガポール、ミャンマーについて書いたブログもございますので、

ぜひご覧になってみてください。


今回の旅で利用した飛行機はどれも大型のものだったのですが、

カンボジア着の飛行機は比較的に小型のもので

飛行機から直結で空港というメジャーな形態ではなく

自分でタラップを降り、

空港へ徒歩で向かうという形でした。


まず、空港でのやり取りに苦戦しました。


カンボジアは

着いてすぐ、空港でビザを取ることができるということで

それに頼っていたのですが、

いろいろ大変なことがあり…

ビザの代金を米ドルで支払うのですが、

私たちの隣でやり取りしていた観光客の方達は

米ドルを用意していなかったらしく(ここまで両替所はない模様)

支払いの問題で苦戦している様子でした。

私たちは彼らほどには苦戦しませんでしたが、

すんなりと終えることはできませんでした。


手続きを終え入国したのですが、

予定していたホテルのタクシーがいつまでも来ないというトラブルが…

空港のワイファイがないのか、弱いのか、

ホテルへの連絡手段も絶たれてしまい…

タクシーで行けばいいのですが、

マレーシアでの一件以来タクシーに乗るのが億劫になってしまい

とりあえず昼食をとりながらこの後の流れを考えることに。

しかし、

今回の旅は基本一国に対し

二泊三日という日程的な余裕があったのに対して、

カンボジアは一泊二日。

また、明日の夕方の便なので一日ゆっくりすることもできない…

ということで早急にこの場を動くことに。


少し怖かったのですが、

空港のタクシースタンドでタクシーを捕まえ

とりあえずホテルに向かうことに。


カンボジアではタクシーを一日チャーターしたほうがコスパがいいらしく、

ホテルに荷物を置いた後も同じ運転手の方に

移動を任せる形になりました。

ちなみに翌日の空港までのタクシーも同じ人です。



ホテルを出てまず向かったのが

カンボジアの代名詞とも言える

アンコールワット。

まず想像以上に敷地面積が広く驚きました。

遺跡を見て回るのに一時間設けていたのですが、

とても一時間では周りきれないです。

自分が写真を撮りながら周っていたというのもあるかもしれませんが…

本当に見所が多く時間が足りないです。



中心地には少し背の高い建造物があり、

中に入れるらしいのですが、

すごい人の列が出来上がっていて、時間もなかったので断念しました。

次回来ることがあれば絶対に言っておきたいです。



時間の限られた中

大慌てでアンコールワットを後にし、

次に向かったのが、

アンコールワットから少しのところにある

ベイヨンと言う遺跡です。

大きな顔がたくさんあることで有名で、

石の顔と自分の顔を合わせて写真を撮っている観光客がたくさんいました。

ここでは現地の方に

(勝手に)ガイドしてもらい、写真も撮っていただいたのですが、

(案の定)チップを取られ

やるせない思いになっていました。

(ディスってませんよ。)


ベイヨンを見終わってからは大急ぎで周辺の遺跡を見ることに。

バプーオンや象のテラス、タケウといった遺跡たちは

見て、簡易的に写真を撮影しただけになってしまいました。

特にタケウは

旅の計画時から一度立ち寄りたいと思っていたので

写真の撮影だけになってしまったのが少し心残りです。

でも、写真だけでも撮れたことはありがたいと思っています。

次回行くことがあればこういった遺跡たちを

時間をかけて巡っていきたいな、と思っています。



その後向かったのが

タプロームという遺跡です。

ここは有名な大木があることで知られています。

映画『トゥームレイダー』にも登場したらしいです。

その有名な木以外にも

ユニークな形の木や

ものすごく背の高い木など

面白い木をいくつも見ることができました。

すごく緑の多い、

自然に近い遺跡というような印象です。


有名な大木のところでは

たくさんの観光客の方が写真を撮るために列をなしていました。

もちろん自分たちも並んで写真を撮っていただきました。


【余談】

並んでいる時に

某アジア圏の観光客が私たちを抜かして撮影に及ぼうとしていたのですが、

後ろに並んでいた西洋人が注意してくれたおかげで(というかちょいギレ)

なんとか抜かされずに済みました。

西洋人のすごさを実感したとともに

アジア人として恥ずかしくも思いました(抜くことにも抜かされることにも)。

※特定の人物や団体に対する誹謗中傷を目的としているわけではございません。


そんな思い出の遺跡です。


遺跡巡りはここで終了。

タクシーで宿に戻り、

夕飯を食べるために再び出発します。


宿を出た瞬間にレストランを発見。

実は初日の夕飯には

カンボジア料理を食べられるという

少しお高めなお店に行く予定だったのですが、

宿から距離があり、日も暮れ始めていたことから

本当にそこに行くか迷っている状態でした。

すると宿の近くにあったレストランから流暢な日本語が…


結局、日本語のとても上手なロシア人に誘われ

少しローカルな雰囲気の漂うレストランで晩ご飯をいただくことに。

ここではアモックというカンボジア風スープカレーを食べました。

そしておビールも。

このビールが一杯100円もしないというのは驚きですよね。


日本語ペラペラなそのロシアの方は

以前北海道に住んでいたらしく、

私たちよりも日本に詳しそうでした。


そして、

完全に私たちのお気に入りとなってしまったこのお店。

次の日の昼食にもまた来店させていただきます。



初日は夕飯を食べた後に宿に戻り就寝。

カンボジアでの宿は

今回の旅で利用した宿の中で一番価格が安いにも関わらず、

ツインベッドでシャワールーム付き、浴槽あり、プールありと

一番良い宿でした。

プールや浴槽はあっても使うことはなかったのですが…

本当に利用しやすい宿でした。


明日が全体での最終日になります。


翌日。

朝から両替所に向け出発です。


途中、スーパーマーケットを見つけたので入店。

カンボジアでは米ドルで支払いをして

お釣りがカンボジアのリエルで返ってくることがメジャーで、

リエル自体は額面が小さすぎて支払いに使うのが困難なことが多いです。

こういったお店でリエルを消費していくのが

個人的な解決策です。


ということで、

モンキーバナナを購入。

私は大好きなエナジードリンクも購入しました。

バナナはとても甘くて美味しかったです。

今回の旅は東南アジア巡りということで

いろんなフルーツを食べるつもりでしたが、

このカンボジアでのバナナくらいしか食べることができなかったので残念でした。

もっと果物を堪能できる旅をしたいですね。


スーパーを後にし、

目的の両替も終えたので

その足でオールドマーケットへ向かいます。

本当に大きなマーケットです。

ここでダボダボの、あのアジアっぽいボトムスを購入しました。

やはりこういった市場での魅力は買い物での交渉ですね。

頑張ってギリギリの値下げ交渉をするのは

スリルがあって楽しいです(変な楽しみ方ですが)。

誤解しないでください…

店員さんを困らせようとしているわけではないですよ。

ちゃんと購入の意思はあります。

これは店員さんとお客さんとの駆け引きなんです。


自分はここでお茶っ葉も購入しました。

カンボジアのお土産は

綺麗な入れ物に入ったものが多く、

お茶として以外の楽しみ方ができるのもいいですね。



マーケットを後にし宿に戻ります。

ここで旅仲間の高校の同級生達と待ち合わせます。

今回の旅では

シンガポールで私の高校の同級生と

カンボジアで旅仲間の高校の同級生と

謎の交流が生まれました。

どちらともその国に着いてからの急なアポイントメントでしたが、

快く一緒してくださりありがたかったです。


もちろん私は初対面なのですが、

仲良く昨日夕飯を食べたレストランへ入り昼食をとりました。

私は再びアモックを頼んだのですが、

この日は野菜多めのものにしました。

やはり美味しいです。

そして値段も手頃でかなりオススメです。


昼食をとったのち

みんなでマーケットへ向かい、ショッピング。

私たちはすでに買い物をしていたので、

付き合う形になっていたのですが、

先ほどよりも激化した値段交渉バトルが始まり

旅仲間は追加で買い物をしている様子でした。

ちなみに私がお茶っ葉を購入したのも二回目のマーケット訪問の際です。

こうして仲良く団体行動しているうちに

私たちが帰国しなければならない時間に。


みんなとマーケットで別れ

私たちはタクシーで空港へ向かいます。

ついに帰国です。


カンボジアからは日本へ直行ではなく、

ベトナムを経由していきます。

そしてベトナムで空港泊もしなければなりません。

(今回の旅で経由地にベトナムが多く出てくるのは、ベトナム航空を利用しているからです。)


この東南アジア巡り旅はカンボジアを最終地に終わりますが、

日本への帰国まではまだまだ長い道のりが待っているのです。

ベトナムの空港にて。


今回の旅の動画を公開しました。

ぜひご覧ください。


また今回の東南アジア巡り旅の

各国での巡った地点を写真とともに地図にマッピングしてみました。

私のページの「Travel Map」よりご覧になってみてください。


CHESS'N'NUTS

旅好き・音楽好き・映像好きな学生によるページ。 旅の様子や作品のポートフォリオ的な存在です。 英語は勉強中です。

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