今回はニューヨーク四日目、
ボリビアへ移動するところから始まります。
ニューヨークでのここまでの様子も記事にしているので
ぜひご覧ください。
起床。
この日は空港へ向かいそのままボリビアへと旅立ちます。
そしていつものお供
このエナジードリンク、
炭酸が含まれていないので炭酸苦手な方でも飲めます。
そしてお茶のようななんというか…
よくわからないですが、爽やかな味わいです。
ザ・エナジードリンクというような味が一切しません。
空港に移動。
空港にて
カウントダウンイベントを一緒に盛り上がったうちの一人と合流し、
ボリビアに向け旅立ちます。
ボリビアはラパスのエル・アルト空港へは
ジョン・F・ケネディ空港からマイアミを経由していきます。
マイアミ空港では乗り継ぎ時間も短かったため
夕飯をいただくのみでした。
ボリビアまでの機内では
友人がボリビアの治安事情について事細かく説明してくれました…
楽観的な私に対して
ものすごく調べてきたらしく、
犯罪率、被害に遭いやすい犯罪の種類、それら犯罪の手口などなど…
これから行くにも関わらず
今すぐに帰りたくなるほど…
そして空の旅を終え、
エル・アルト空港へ着いたのは午前6時。
あそこまで犯罪の話を聞いたのちに空港に到着したのが早朝…
怖すぎます。
ボリビアでは主にスペイン語が話されます。
スペイン語が全くできない私に対して
頼みの綱は友人(彼はそこそこにスペイン語でのコミュニケーションができます)
タクシーを捕まえるのさえ恐る恐るです。
【余談】
"彼曰く、
カメラや携帯等の機器を持っていることを
知らせてしまうことで犯罪に遭ってしまう可能性が上がるということで、
比較的に安全なウユニに着くまで
カメラと携帯はカバンの奥深くにしまっていました。
つまり…
こっからウユニまでの写真がありません。
申し訳ございません。
すり鉢状の街の様子など
撮影したい場所は山ほどあったのですが、
自分の命最優先にいきました。"
やっとの思いでタクシーを捕まえ向かったのがバスターミナル。
バスでまずはオルーロへ
オルーロから電車に乗りウユニへと行くルートです。
このルートめちゃめちゃ時間かかります…
そして移動中がものすごく暇になります…
お金に余裕のある方は飛行機でウユニまで行くのをおすすめします。
お金をかけたくないお年頃の私たちはこのルートにて移動します。
オルーロからの電車はすでに予約済みで
バスは現地調達できるという話だったので手配していない状態でした。
電車の時間は決まっているので
バスの予約に時間をかけられません。
ボリビアに到着するまで
「公用語はスペイン語だけど観光客も多く来てるはずだし、
英語もまずまずに通じるでしょ」
と思っていた自分を完全否定するように
全くと言っていいほど英語でのコミュニケーションはできません。
空港など一部英語が通じる場所もあるとは思いますが、
通じないつもりで行く方が良いと思います。
ということで、バスを取るのに苦労するものの
友人のおかげで無事予約できました。
一人で行ってたらここで終わっていたのではないかと思うほどです…
バスに乗車し長い長いオルーロまでの旅が始まります。(約4時間)
バスの中は観光客が多かった印象です。
特に何をするわけでもなく友人と外をぼうっと眺めていました。
そんなことでオルーロに到着。
電車まではまだ時間があるので
SIM探しをします。
というのも私は考えていなかったのですが、
友人は自分の所有している実際の携帯とはまた別に
フェイクながらにSIMフリーで実際に繋がる携帯を用意していました。
つまりそのフェイクの携帯を使えるようにするためのSIMが欲しいということです。
(海外で携帯が使えると何かと便利だとこの旅を通じて実感しました)
SIM探しのため周辺を散策しますが見当たらず…
結局購入できないまま電車に乗りウユニへ向かいました。
車内には食堂車もあるらしく食事もできますが、
神経を張り巡らせている私たちは利用せず
車窓からの景色と車内で流れている映画を観ていました。
神経を張り巡らせている割には
後半、二人とも寝ていたんですが…
というのも約7時間の電車旅
さすがに寝てしまいます…
快適に眠らせてもらいました。
この長い電車旅をすっ飛ばして、
ウユニに着いたのは夜。(多分22:20着)
もちろん外は真っ暗です。
同じ駅でぞろぞろと降りていく観光客であろう人たちは
きっと事前に予約したのであろう宿に向かうのですが…
私たち宿を確保していません。
ということで、
この時間から宿探しの徘徊開始です。
数軒周りしっかりと見つけられました。
もう夜も遅いので就寝です。
この日は1日を移動にかけた日となりました…
翌日。
やっとカメラを持ち自分の足で観て回ることのできるようになりました。
(しなかっただけなんですが…)
朝になって初めて
自分たちがどういった宿に泊まっているのかを確認。
ちなみにシャワーを浴びることのできる時間は決まっています。
まずはウユニの町をぶらり。
朝ごはんも食べていないので屋台のようなところで
パイのようなものを購入し食べます。
〜のようなもの、が増えるのはスペイン語がわからないからです。
ここで言ってしまいますが、
このパイのようなもの、
ウユニで食べたもので一番美味しかったです。
さすがにパイのようなものだけではお腹が膨れないので
しっかりとレストランに入店。
ポテトとウインナーが乗った何かを注文しいただきました、はい。
その後もウユニをウロウロ。
ウユニ塩湖ツアーの予約も済ませました。
高山病にかかってしまい基本的にテンションの低かった私に対して
友人は活発で、
知らないうちに同じ宿に泊まっていた
世界一周旅行者の日本人と仲良くなっていました。
その方と一緒に、より踏み込んだ場所をぶらり。
ボリビアの(?)エナジードリンクも購入できました。
宿に戻ってから飲んだのですが、
炭酸はなく、黒糖のような味でした。
この後はウユニ塩湖ツアーに参加。
ツアー概要としては、
まずツアーを予約した場所にて車に乗り込みます。
ツアーバス的なものではなく
ランドクルーザーのような7、8人乗りの4WDといったところでしょうか。
少し移動したのち建物内で長靴を借ります。
長靴を借りたらまた車に戻り、ウユニ塩湖へ出発します。
ものすごいスピードで車道を走ったあと、
でこぼこ道に入ります。(ここまでが結構長い…)
でこぼこ道に入ればウユニ塩湖はすぐそこという印象。
というのも塩湖に到達してからもしばらく走ります。
砂がまじり茶色っぽい塩湖から徐々に真っ白に…
その後も走り続け水が張っていそうな場所へとドライバーの方が連れて行ってくれます。
【余談 Part2】
"ウユニ塩湖というと
水が張って鏡張りという印象ですが、
ほとんどの場合あの状態を見ることはできない(と思った方が良い)です。
まずウユニには雨季と乾期というものが存在します。
鏡張りのウユニ塩湖を見るには水が必要なので
11月から4月頃の雨季で、
前日に雨は降ったものの当日は晴れている状況。
など諸条件をクリアしなければいけません。
前日は雨で当日が晴れという条件が一番難易度が高いと思います。
かつ、自分たちでどうこうできる問題ではないので完全に運任せ。
絶対に鏡張りのウユニ塩湖が見たい方は
日数に余裕を持たせるのがおすすめです。
また雨の多い雨季にわざわざウユニに来る人は日本人が多いらしいです。
(と、言われました…)
他の旅行客は真っ白の乾燥した塩湖を見に来るらしいです。"
ということで、余談 Part2からもわかるように
私たちの行った時期は日本人が多い印象でした。
今回の移動車の中の旅行客7人のうち
5人が日本人という感じです。
ちなみにこの日の夜のツアーでは全員日本人ということもありました。
日本人が鏡張りを好むということを現地人も知っているので
なるべく水の張っている場所を案内してくれます。
ドライバーの方が探しに探した結果、
案内されたのがこちら。
ここはどうなんでしょうか…
写真では伝わりにくいのですが、
すぐ向こうは水が干上がっているんですよね。
なんとなく、作られた鏡張り感がするのです…
まぁそれは良しとしましょう。
まだ日程はあります。
このツアーでは夕日を見ることができたので、
それがものすごく良かったです。
ものすごく綺麗な写真が撮れたのではないかと思っています。
ツアーはこのまま帰路につきます。
帰りの道のりでもちょくちょく車を止めて景色を見させてくれました。
帰りは行きの順を逆から追っていき、
長靴は借りた建物にて返します。
再度車に乗り込み
ツアーを予約したお店の前に降ろしてもらい終了です。
この日は夜のツアーも申し込んでいたので
急いで夕食を食べます。
実際にツアーに行って思ったのですが、
ツアーの所要時間が意外と長いです。
詰め詰めにツアーを予約してしまうと
今回の私たちのように間に休憩を挟まずすぐに移動になってしまうので注意です。
本当に夕飯に割くことのできた時間が短く、
そして料理の注文を完全に失敗してしまい大変でした…
私はニョッキのようなものを頼んだのですが、
なんとも言えない味で…
結局いくらも食べられないままツアー開始時間に…
夜のツアーはほとんど写真がありません。
というのも、
- 昼のツアーから休憩なし&高山病にて体調が優れずテンション低め
- 昼のツアーで夕焼けの綺麗な写真が撮れたので少し満足
- ツアー中、夜明け待ちの間に雨が降ってきてカメラが出せず
などなど…
ということで翌日の朝にウユニの町に戻ってきたのですが、
高山病がピークに。
この日、1日を潰してしまうことになります…
友人がコカ茶を買ってきてくれたので、いただきます。
高山病に効くらしいです。
ただ名前の通りコカの葉から抽出されたお茶。
コカ茶のティーバッグなどは日本に持ち帰らないようにしましょう。
また、
高山病になった際は寝っ転がらない方がいいそうです。
座りながら安静にすることをお勧めします。
(睡眠不足の場合は眠った方が良い場合もあるそう)
そうして1日を過ごした私なのですが、
夜、
ツアーから帰ってきた友人曰く
この日が鏡張りの塩湖を見るのにバッチリだったらしいです…
そういう日に限って行けなかったというのは後悔するほかないです。
残念すぎます…
そしてウユニでゆっくりとツアーに参加できるのはこの日がラストだったため
もう塩湖を見ることはできません。
絶望でした。
「ツアーに行けるのがラストなら高山病なんて我慢しろ」という声が聞こえてきますが…
そもそもウユニを発つ日程を詳細に決めてはいませんでした。
最悪どの日の何時にウユニを出るべきかというのだけ決め出発していました。
ということで…
ボリビアの後にペルーに行く予定だった友人と
同じくこの後ペルーに行く予定の
偶然ウユニで出会った世界一周旅行者の方が
意気投合し、話し合った結果、
翌日の夜にはウユニを出るべきという判断になりました。
不意にウユニを発つ日が決まったわけです。笑
これからペルーに向かう友人に対して
私は日本に帰国するだけなので
一人でツアーに参加するのも可能だったな、と今になって思っています。
が、
ボリビアでの単独行動は危険なので
当時の判断で正しかったとも思っています。
そんなことで翌日。
どういったルートで戻り、ペルーへ渡るかなどの会議を宿のロビーで行い、
優雅に昼食を食べていました。
いただいたのはこちらのタコスです。
このタコスかなり美味しかったです。
高山病の症状が前日でかなり楽になったというのと
ウユニ最終日ということでおビールもいただきました。
アルコールは高山病予防などにはあまりよくないらしく、
ここまでは控えていました。
美味しかったです。
ツアーに行くような時間はないですが、
夜に出るバスまではかなり時間があったので
カフェでまったり。
かなりの時間をカフェで過ごし、
やっとバスの出発の時間になります。
行きとは違い、帰りはバスにてラパスまで行きます。
荷物を預けておけるような大きなバスで
かなり快適なバス移動でした。
今回はここまで。
次回はバスがラパスに到着してから
日本に帰国するまでを記事にしたいと思います。
次回もお楽しみに。
今回の旅の動画を公開しました。
0コメント